【mSATA SSD】Intel vs PLEXTOR vs Crucial 120GB, 240GBクラス【スペック・性能比較】
今まではmSATA SSDはCrucialのものしか選択肢がありませんでしたが、最近になりIntelとPLEXTORがmSATA SSDの製品を発売し、選択肢が広がりました。
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via 公安9課 http://blog.livedoor.jp/katyou_get9/archives/23196828.html
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・食事は野菜や果物から! 酵素が豊富な食品から先に摂るのはアンチエイジング食事学の基本!
・水は1日2リットルを目標に! そのくうち半分の1リットルは、体が排出モードになっている午前中にしっかり摂る!
・老化の原因の80%はストレスや過度の運動で発生する、活性酸素にある。抗酸化成分の含まれた食材を選ぼう!
・お酢は、体を動かす原動力! 老廃物を排出し脂肪分解や疲労回復をたすけてくれる!
・オススメ5大夜食は、バナナ、キャベツ、レタス、しじみ、豆乳の5つ。成長ホルモンを促すバナナがイチオシ!
・立ち止まって悩むと老化が進む。動きながら悩めば若返る! 考えてから行動すると老化する。行動しながら考えれば若返る!
・食事会や旅行の幹事をかって出よう。主体性が生まれ、喜びは200%アップ。幸せホルモンもどんどん分泌する!
・自然とのふれあいは脳と体をリフレッシュ。時には森林浴、川遊びなどで脳と体をリセットしよう!
・人から勧められてやってみたい! と思ったら、記憶の賞味期限、48時間以内に行動すべし!
・週末は新しい空間へどんどん足を運ぼう。新しい空間は脳を刺激し、記憶中枢である海馬を活性化して、記憶力もアップさせる!
・あえて人がたくさん集まるところへ行ってみよう! 時流に乗るとセロトニンが出やすくなる!
・月に1回、体内ブラッシングのために半日~1日のプチ断食をしよう! 体と心、胃腸を同時に静養させられる
・週末や休日のランチはひたすら楽しく! 1杯のシャンパンやビールが、幸せホルモン・セロトニンを湧き出させる!
・耳は全身のツボが集まっている場所! 1日5回のマッサージで、肩こり軽減やリフトアップ、肌の保湿力まで高くなる!
・お腹が空いたときは、「食べたい」ものを思い浮かべるのではなく「作ろう」と考えよう!
・「メール」より「手紙」を、「電話」より「直接会う」! より親密なコミュニケーションを心がければ、脳が活性化する!
・手や指先をたくさん動かす料理作りや、楽器の演奏、手芸など心の底から楽しめる趣味が若返りホルモンを出す!
・今日のうれしかったこと、印象に残ったこと、楽しかったことばどを書く"いいこと日記"を1日1行書いてみよう!
・月に1日は、携帯電話、テレビ、車、パソコンなどすべてOFF! あえて不便な状態で過ごせば、脳が活性化する!
・毎週土曜日、不要な身のまわりのものを最低10個は処分すべし! 同時に使っていないモノは積極的に活用しよう!
就活なるもののシーズンだと聞いた。
そもそも僕はアメリカの大学を出て、アメリカで就職しているので、日本の就活に関して具体的なアドバイスは当然できない。もっと言ってしまえば、大学を出た時は一社しか受からなかったし(正確には一社受かった後、仕事を探すのをやめてしまった)、その後の転職も、一社誘いが来たら基本的にそこで転職活動終了だったので、「どうやったらたくさん内定が取れるか」「面接で好印象を与えるコツは」みたいな助言は到底できそうにない。むしろご教授願いたい立場である。
だが一応曲がりなりにも数年社会人をやってきたものとして、リクルートスーツに身を包み、どうせ読まれもしないエントリーシートを書きまくり、会社説明会からOB訪問へ奔走するシューカツ生に、いくつか伝えたいこともある。このブログの他のエントリと一緒で、基本的にムチャクチャでマユツバなので、気軽に読み流してくれればいいと思う。
それなりに読みやすいように、10の短いアドバイスにわけてみたが、本題に入る前に、メタアドバイスを。このエントリのタイトルだが、当然西のハーバード(なんだっけ)と名高いスタンフォード大学のシーリグ教授の本のタイトルをパクったものだ。パクったことは認めるが、少なくともこのタイトルに釣られて読みにきた純真無垢な就活生もいるはずだ。ということで、最初の(メタ)アドバイスは、「流行っているものは上手く利用しろ」だ。
さて本題。10項目とか長いから、まず目次。
まず最初に大人たちがひた隠しにしているシンジツを教えよう。
大抵の人間は大抵のことに関して、幼児向けプールくらいの浅い知識しか持っていない。就活をしていると色々な大人に尋問されるだろうが、慌てないで注意深く話を聞き、疑問に思ったら点を質問しよう。驚くほどテキトウな答えが返ってきたり、場合によっては答えに窮するかもしれない。
個人的な経験として、何かについてよく知っている人ほど、自身の無知をあっさり認めるものだ。もし面接中に、知ったかぶりをする面接官がいたら、その会社には行くな。君たちが受けている会社はだいたいどれも未来が暗いんだ。なにも知ったかぶりをするやつと一緒に仕事をする理由はない。
さっきのアドバイスと矛盾するじゃないかと思った君は、論理的思考に欠けているから、さっさとこのウィンドウを閉じて、論理パズルの本でも読もう。
よく考えれば当たり前なのだが、何十年も生きてきている以上、みんな大人は何かはそれなりに得意なのだ。文章力だったり、チームをまとめる力だったり、アイデアが豊富だったり、よく気が利いたり。その人の長所は、大学での専攻や会社の役職と必ずしもマッチしているわけではないので、相手を注意深く観察して、彼らの長所から学ぼう。
ポイントは「能動的」である。字面を追って理解したところで、意識の高い連中のパーティの話題程度にしかならない。読む対象はなんでもいい—ビジネス書でも、新聞でも、ラノベでも、チラシでも—から、自分はどう思うか、どこが良くてどこが悪いか、なぜこの表現が自分の注意をひいたのかといったことを考えながら読もう。だらだら本を読むくらいなら、友達と遊んだ方が100倍有意義だ。
これは日本に限ったことではないが、みんな文章を書かな過ぎである。学校で書かされる文章は、権力者(先生)の顔色をうかがい、空気を読む訓練なので、まあ役に立たないわけではないが、自分の意見をきちんと文章化する訓練は、アメリカも日本も圧倒的に足りないので、君たちが自分で補うしかない。
承認欲求が大きければブログにして公開すればいいし、そうでなければ、誰にも見せない日記を書くのでもいい。いずれにせよ、読者を想定して自分の意見を書く訓練をしよう。
文章力ほど教育課程で軽視され、社会人生活で重視されるものは他にはない。
以前、@dankogaiも書いていたが、人生を豊かに生きる最大のヒントは、「まず助ける」だと思う。宿題を手伝うのでも、引っ越しを手伝うのでも、電話で話を聞いてあげるんでも、うちに泊めてあげるんでも何でもいい。小賢しく利害関係を考えたりせずに、自分のリソースが余っているなら、周囲の人を助けろ。
もちろん、いろいろと助けているのに、お礼もなければ、利用するだけ利用して後は知らんぷりという奴もいる。そいつらは次から無視をして構わないと思う。大して怪我をこうむらずに、相手の気質がわかったと思えばいいさ。
助けると同じくらい大事なのが、助けてもらうことだ。助けてもらうということは、自分の及ばなさを認めるということで、これができるとできないでは、人生大きく変わってくる。周りに頼りっぱなしではダメだが、助けてもらうことで、新しいことを学んだり、友情が深まったりする。自分から能動的に周囲を助けていれば、周囲は必ず助けてくれるはずだ。もしも助けてくれないんだったら、周囲の人間の質が悪いので、周囲を変えよう。
日本のエリートでアメリカの大学や大学院で「お勉強」した人間が、日本の大学生は勉強しないというが、勉強に何の価値があるのかと僕はいつも思う。[1]
大事なのは何かを覚えることだ。覚えるということは、自分の一部になるくらい深く理解し、スキルとして周囲の役に立てられるもののことだ。プログラミングでも、デザインでも、イベントのロジでも、なんでもいい。周りの役に立てることができる「何か」を覚えよう。何かを覚えることで、「周囲を助ける」にしても、可能性がひろがる。
ぼくは意識が高いエリートではないので、英語ができなきゃダメだみたいなことは言わない。ただ、バイリンガルの人間として思うのは、英語ができると何かとラクだということだ。
よく日本人は英語ができないと言われるが、それよりも重要なのは、「日本人は自分たちが英語ができないと強く信じている」ということだ。なので、英語ができるというスキルが、異常なほどまで高く評価される。実際、自分もそれで得をしていると感じている。
英語ができたり長期の留学経験があったりすると、他の能力が2割引でも評価が高かったりすることなんてザラである。英語ができるというスキルには、まだ希少価値があるからかなと思っている(つまり人材の変えがなかなか利かない)。
なので英語は上手になろう。ネイティブにはなれないかもしれないが、いつだって上達ならできる。手前味噌だが、これとかこれが参考になるはずだ。
一番覚えるのが難しいスキルが、「やさしくなること」だと僕は思っている。というのも、やさしさというのは、受動的なスキル、つまり「周囲がやさしさを必要とした時に、それを供給できること」だからだ。自分の気分で周りにやさしく接するのは、ホントのやさしさではない。例えば、自分の仕事が上手くいっていなくても、それを一旦横に置いておいて、午後11時に泣いて電話してきた友達の話を聞けること。例えば、猛暑で空腹でも、目の前でお婆さんが重い荷物を引いていたら、その荷物を持ってあげること。
よく、子供を持つと人はやさしくなるというが、これは多くの人にとって、初めてホントの意味でやさしくなることを迫られるからかなと憶測している(ぼくは親ではないので、あくまで憶測だが)。
「やさしさというのは根本的に受動的な概念だ」というのは、ぼくは20歳を過ぎる頃くらいまで気づきもしなかったし、今でも100%実践できているとは思わない。でも、やさしさほど生き方を左右する概念はないような気がする。
これが一番大事なんだが、「今の若者は〜」の枕詞で始まるジジイババアの意見は無視して構わない。彼らになくて君たちにあるのは未来で、未来があるということは、可能性があるということだ。これは最強の武器だ。
大体、「若者に対してどう苦言を呈したら耳を傾けてもらえるか」というレトリックの問題もロクに考えず、真っ向から今の若者を否定する連中は、どうせアホなので、話を聞くだけ時間の無駄だ。聞く価値のある大人というのは、君らを否定する前に、君たちから何が学べるのかを考えている。そういう人の話は、金を払ってでも聞きに行こう。
忘れちゃいけないのは、これからの主人公は君たちだってことだ。
ということでグッドラック!
今月初めに北京に行く機会があったので、まずその時の感想から。
飛行機のタラップを降りると、オイルのような匂いがした。大気汚染のニュースが飛び交っていたので身構えたが、「まあ、飛行機のエンジンも近いし」とも思った。
空港の建物に入ると、誰かがタバコを吸っているのではないかと思った。匂いはかすかではあったが。周囲を見回しても、灰皿すら置いてなかった。
北京の空気が汚いのは、ずいぶん前から言われてきたことだ。それでもやはり、中国の大気汚染が深刻度を増していることは間違いないと感じた。結局、北京を離れるまで、このタバコのようなわずかな匂いをずっと感じていた。
少し時間があったので、天安門広場に移動してみた。春節(旧正月)前なので、地方から来た観光客が多くいた。「どう?やっぱり空気よくないよね」と尋ねてみると、「(地元の)西安だって同じようなものさ」という答えが返ってきた。確かに、中国の大気汚染に関するウェブサイト(例えば、こちらのサイト)などを見ても、程度の差はあれ、いずれも悪いデータが並んでいる。
天安門に近い繁華街、王府井でも状況は同じ。皆が皆、マスクを付けているわけではないが、人通りは控え目。「あまり気持ちよくショッピングする気分にならない」。北京に住む人からは、ごくまっとうな感想が帰ってきた。中国では高級レストランの売り上げが2割も前年を下回ったと伝えられている。新しくリーダーになった習近平・総書記が「倹約令」を出したためとの解釈が一般的だが、人々が汚染を避けて外出を控えた影響もあるだろう。
春節中は落ち着いていた大気汚染も、メーカーの生産再開などに伴って再び深刻さを増してきている。報道は減っているが、抜本的な解決に至っていないのは明らかだ。
実は、中国で「ヤバい」のは空気だけではない。水も、土地も、かなり汚染が進んでいる。中国のビジネス誌「新世紀」の1月26日号に詳細なリポートが掲載されているので、少し紹介したい。
毎日30分以上の早歩きに相当する運動をしている2型糖尿病の患者は、ほとんど運動しない患者に比べて死亡の危険性がほぼ半分だったとの研究結果を、厚生労働省研究班(代表、曽根博仁・新潟大教授)が24日までにまとめた。
40~70歳の患者約1700人を8年間追跡。脳卒中発症のリスクも半減した。効果は年齢や性別に関係なく、食事療法や薬に比べ軽視されがちな運動の重要性を示した。
曽根教授は「運動は血糖値やコレステロール値の改善以外に、心理的ストレスを軽減している可能性がある。患者さんの取り組みをもっと支援するべきだ」と話している。欧州糖尿病学会誌に近く発表する。
研究班は、仕事や日常生活以外にどんな運動をしているかを尋ね、種類や時間から1週間当たりの運動量を推計、3グループに分け比較した。その結果、運動量が多いグループは、少ないグループに比べ、死亡リスクが51%、脳卒中の発症リスクは45%、それぞれ低かった。
電話で英会話をする際のコツは「ゆっくり」「はっきり」話すこと
よく、英語の電話の出だしは練習して暗記していたりして、緊張から、そこだけ、早口で、しゃべってしまいがちです。すると相手は、それが早口であればあるほど、こちらが英語がとてもできると思い、ナチュラルスピードをはるかに超える速度の英語で、まくし立ててくるケースがよくあります。
電話をかける
May I speak to ~.
~さんはいらっしゃいますか?
電話を受ける
上手く聞き取れなかったとき
Could you speak more slowly?
もう少しゆっくりお話しいただけますか?
Could you say that again ?
もう一度おっしゃっていただけますか?
話したい相手が電話に出る場合
Could you hold on for a moment?
少々お待ちいただけますか?
話したい相手が不在の場合
I'm sorry. She's not available right now.
すみません。今彼女は電話に出ることが出来ません。
She is on another line right now.
いま、別の電話に対応しております。
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May I have your phone number, please ?
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「Dropbox」をはじめとするオンラインストレージサービスは、ここ数年で浸透した。これらは無料である程度の容量を使うことができるので、いくつかのサービスを組み合わせて使っている人も多いのではないだろうか。「Dropbox」が2GB、「Google Drive」が5GB、「SkyDrive」が7GBといった形で、いくつかのサービスの無料コースを組み合わせて使えば、トータルで10GB〜20GBくらいは無料で利用できることになる。
しかし、オンラインストレージに慣れてくると、ヘビーユーザーならもっと保存したくなってくる。使い始めるとすぐに、100GB、200GBぐらい保存できればいいのに、と感じる人が多いだろう。現在、有料の場合、「Dropbox」であれば100GBを年99ドル、「SkyDrive」であれば年50ドルで100GBを使うことができる。「SkyDrive」で100GBを年50ドルで使うというのは、「Dropbox」と比較するとコスパが高い。しかし、もっと桁外れのコスパをもったオンラインストレージがある。それが「Bitcasa」だ。無料で10GBが使えるが、何と有料コースは年99ドルで容量無制限。原稿執筆時点(2月20日)ではサービス開始記念で年99ドルが69ドルだった。
この「Bitcasa」、以前はβ版の試験中で、誰にでも使えるサービスではなかった。それがこの2月に正式サービス開始となった。容量無制限ということは、β版のテスト時にも宣言していたが、利用料金がいくらになるのかがずっと気になっていた。そして、結局、年99ドルになった。割安感を感じる絶妙な価格設定といえるだろう。ちなみに「Dropbox」は500GBの場合、年499ドルなので「Bitcasa」がいかにリーズナブルなのかかわかる。
■どうやって使う?
「Bitcasa」のシステム、ユーザーインターフェースはβ版の段階でも何度か変更された。以前はやや独自色が強すぎて使いにくい面もあったが、正式にリリースされた現在では、使いやすいものに進化している。基本的には「Dropbox」のようにバックアップフォルダ内のデータを自動的に更新バックアップするミラーリング、そして、単純にデータをコピーすることができる。そして、特定の人にデータを送ることもできる。
インストールしたデフォルトの状態では、Windowsの場合、そのユーザーのユーザーデータをミラーリングするようになる。「Dropbox」の場合、デフォルトではドキュメントフォルダ内の「Dropbox」フォルダをバックアップするわけだが、一気にユーザーデータフォルダを指定してしまうあたりが、容量無制限のオンラインストレージの魅力だ。ちなみに、ミラーリングの速度は、光ファイバー接続でアップロード時に60Mbps程度出る環境で、200GB程度をバックアップするのに3日程度かかった。これは、そのPCを日常的に使いながらのことなので、バックアップのために放っておけば、より短時間にバックアップできるはずだ。
また、バックアップ中にプログラムがアップデートし、バックアップ速度が増したこともあって、現在のバージョンなら、より短時間にバックアップできるだろう。何にしても200GB程度のデータでも気軽にバックアップできるのはありがたい。ユーザーが増えてくるとアップロード速度が低下する可能性もあるが、現時点では「Dropbox」よりも体感的に速い。
■バックアップの設定
デフォルトで設定されているフォルダ以外のフォルダをバックアップしたい場合、目的のフォルダを右クリックして表示されるメニューの「Bitcasa」のサブメニューから設定することができる。「Mirror this folder to Bitcasa」でミラーリングに設定され、「copy this to Bitcasa」でコピーされる。また、「Send this to friends」で知人にデータを送ることも可能だ。
Windowsの場合、「Bitcasa」をインストールすると、マイコンピュータに「Bitcasa」のドライブが表示される。このドライブを開くことで、バックアップしたデータを普通のデータのように扱うことができる。ちなみに容量無制限で契約していると、このドライブの容量は「空き容量7.99EB」と表示される。GBを超えた単位で表示されていることに注目。何しろ、容量無制限なのだから。また、ブラウザで「Bitsamsa」のホームページにアクセスし、ログインして使うこともできる。
■対応デバイスは?
Windows7、Windows8(メトロアプリ)、iOS、Androidに加えて、Mac OSとChromeエクステンションでも使うことができる。これらのプログラムは「Bitcasa」のホームページ、あるいは、AppStore、GooglePlayでダウンロードすることができる。また、Webブラウザからも使うことができる。なお、スマートフォンのアプリもなかなかスマートにできている。単純にフォルダを追ってデータを探すだけでなく、写真、音楽、ビデオなどジャンル別に表示させることもでき、「Bitcasa」にバックアップした音楽の再生も可能になっている。また、カメラで撮影した画像を「Bitcasa」にアップロードすることもできる。iOS版とAndroid版では基本的に機能は違いがない。
■どんな人に向いているのか?
正式サービス開始当初は、デバイスの状態が正常に認識されないなどのトラブルも経験したが、1週間を超えた現在、Windowsではプログラムもバージョンアップされ、とりあえず目立った問題は収まっている。容量無制限で年99ドルという驚異的なコスパを持つ「Bitcasa」は、スマートデバイスのアプリもファーストバージョンにしては、高機能で使いやすい。トータルで見ても、意外と使えるオンラインストレージだ。
また「Dropbox」のようなヒストリー機能がないので、間違って削除したファイルを復元できないなどの問題もあるが、普通にPCを使っていて、削除したファイルが復元できないのはごく普通のこと。ついに登場した容量無制限のオンラインストレージ「Bitcasa」はコスパ重視で大容量オンラインストレージを使いたい人におすすめのサービスだ。
(文/一条真人)
いささか古い話になるが、やまもとさんとの対談の終わりに何でヤフーに入ったのか聞かれて虚を突かれ、割とシドロモドロに答えた。で、対談の本題からは外れていたし編集部は気を利かせて対談から削ってくれたけど、ようやく後任も着任したことだし、いろいろな人に繰り返し話す中で、何となく頭の整理もできたし少し書いてみたい。
ただ、私が本当に楠さんに問いたかったことは「なぜそうまでして現場にいたかったか」であります。マイクロソフトでのキャリアを捨てて、ある意味ヤフージャパンというドメスティックな大企業に戻って現場を志向する優秀な技術者の考え方ってのを知りたかった。それはたぶん後半に書かれているはずです。おそらく。
【告知】「エンジニアtype」にて楠正憲さんと対談しました: やまもといちろうBLOG(ブログ)
僕は自由に勉強でき、潤沢な予算で行きたい時に行きたい場所へ行けて、成長の機会を与えてくれ、気前よく給料を上げてくれた前の会社にはとても満足していた。最後の3年ちょっとは米国人が上司のInternational Teamで世界10ヵ国以上に散らばった同僚たちとの協調作業はとても刺激的だったし、Cloud Computingや電子書籍の標準化に関わることの手応えも感じていた。
とはいえ30代も後半に入って本来業務を無難にこなしつつ、このポジションにいる限り日本での責任者ではあっても部下を持つ苦労に恵まれないことを懸念した。僕は会社のポジション的には標準化の仕事で給料をもらっていたが、その分野で他国の同僚ほどの活躍はできないまま、社内きっての政策通として規制緩和を働きかけ、日本にとって必要と考える国際標準化活動 (例えば自治体システムの外字撲滅に必要なIVDの整備や電子書籍のEPUB3、その要素としてのCSS3の縦書き、ホワイトスペース無線技術など) に適切な投資が行われるよう政府に働きかけてきた。これらの課外活動は実を結んだし、関わることができて本当に良かった。上司からみれば最低限の仕事はやっているし、日本国内での評価もあるので長い目で見てくれていたのだと思う。
心変わりの契機は会社の引越と3.11だった。僕は新宿の外れにある文壇バーをこよなく愛していて、恵比寿の電脳隊に住み込み白楽の大学に通う学生時代から飲み歩くのはいつも新宿だった。小田急沿線に住んで新宿のオフィスに通う生活には満足していたが、会社が品川に移ってから通勤時間が30分くらい伸び、しかもそれが大混雑する山手線だったことに辟易した。混み具合なら新宿駅も品川駅もそう変わらないが、品川はサラリーマンが多い上に築浅な駅舎が大振りで、通勤時間に歩いてると自分が何だか映画「モダンタイムズ」に迷い込んだような疎外感を覚える。
理解ある上司だったので毎日のように品川に通う必要はないが机くらい置いておけといわれ、半分くらい出社してた矢先3.11に遭遇した。地震そのものは大したことなかったが品川の港南口は帰宅難民に溢れ、飲食店は軒並み店を閉め、山手線は終日運休で駅は人で溢れ返った。高輪方向に抜けられれば地下鉄で帰れたのかも知れないが見通しは不透明だったし、徒歩で品川から自宅に帰る路をGoogle Mapで調べても曲がる場所が多過ぎて覚えられる気がしなかった。新宿や六本木ならチェーン系じゃない飲食店が地震後も店を開き、暖かい食べ物を食べられ、路に迷う心配もなく徒歩での帰宅を選べただろう。いつ東京が大地震に見舞われるか分からない中、再開発で人を集め過ぎた品川駅港南口にいることのリスクを感じた。
海外報道で原発のメルトダウンを知り、心配する上司からは米国本社でのポジションや移住先を世話してくれるという話もあった。米国からの日本駐在組には大使館からヨウ素剤が配られ、薬剤師の先輩が土曜に発注したヨウ素剤は確保できたが、日曜からは発注さえできなくなっていたことを知った。経済産業省からは東電の計画停電がうまく広報されてないので協力して欲しいという連絡をTwitterのDMで受け取った。
こんな非常事態で電車も動いてないのだから月曜朝の会議は流石に中止だろうと事務方に朝7時メールで確認すると、特に中止とは聞いていないという。委員が来られるのか半信半疑のまま早めに家を出て経堂まで歩いたら電車に乗ってからは普段以上に電車は空いており、開始よりも1時間は早い朝9時に着いてしまった。内閣府地下講堂にはまだニコ生の中継班しか来ておらず、だらだらメールとかチェックしながら他の委員の到着を待った。結局この状況で政務はこられず、事務方と私と座長、副座長しかいない状態で調査会は始まった。普段の2万人超には届かないとはいえニコ生は数千人の視聴者が集まり、プイプイ鳴る緊急地震速報に度々中断されながら、耐震性とか心配な内閣府地下講堂の地下で微妙に怯えながら議論を続けたが、その場にいる委員だけで何か決められる状況ではなかった。
爆発した原発に怯えながら周囲の線量が何μSvになったら九州まで逃げるべきか、実際そうなれば街はパニックで子連れで移動できないんじゃないかと真剣に悩みつつ、原発が大丈夫でも流通の混乱が早期に収束しなければ食いっ逸れるんじゃないか、原発を頼れなくなれば日本の財政破綻は思ったより早まるんじゃないかとか、悶々と悩みながら家族を残す訳にもいかずプラハへの出張はキャンセルした。結果として東京を離れなかったのは正解だったが、4号機の使用済み核燃料が置かれた状況の深刻さを後から聞くと結果論に過ぎないとも感じる。
4月になるとだいぶ状況も落ち着いて僕は出張を再開した。原発大国フランスのホテルで1時間に1度はフクシマについて、日本のテレビで当時みることのなかった反原発デモが頻繁に報じられていたのを見て、本当の危機にあっても渦中にいると気付くことが出来ず、普段の延長で漫然と過ごして茹で蛙になるぞ、もっと日々を大切に、ドカンとコトことが起こっても後悔することのない生き方をしなきゃと悩んだ。アイルランドの同僚からは「チェルノブイリ事故の際ぼくはキエフで働いてたけど大丈夫だった。君もきっと大丈夫だよ」と微妙に励ましてくれた。
振り返ってみると「石の上にも」って気持ちで入った会社に10年近く居着いてしまったのは素晴らしいチャンスを与え続けてくれたからだ。学生時代からベンチャーに居着いた僕は、大規模な組織での仕事を覚えて苦手な英語を克服し、あわよくば黒船の威を借りて世直しができればと思って会社に入った。いずれベンチャーに行くにせよ独立するにせよ、取引先として大企業と付き合わざるを得ないからだ。製品マーケティングとして入社したものの1年以内に政府渉外の最前線に突っ込まれたスピード感には驚いたし、少し背伸びしながらも手応えのある仕事を続けることができた。政府渉外としては情報セキュリティ対策を皮切りに電波の解放や通信と放送の融合、クラウド振興や規制制度改革などに携わり、青少年インターネット利用環境整備法の審議では国会答弁の機会をいただくなど一通りやり尽くした。
そして次の10年で取り組む問いを立て直すための模索を始めた。原発が止まって計画停電を経験し、スーパーの棚が払底して白米や水を入手できずに焦れる間、これからの10年ではエネルギーや食糧の輸入に必要な通貨の信任が改めて論点に上がるだろうし、その前提となる財政の持続可能性を左右する社会保障と税について理解を深める必要を感じた。かつて6ヵ国協議に関わっていた国務省出身の同僚と飲むと、次の10年いよいよ東アジアでHot Warが起こるかも知れないと懸念していた。
人生の機縁とは面白いもので、自分が25歳の頃に抱えていた社会への疑問を概ね解き終え、次のステップへと進もうとしたら、様々な機会が舞い込むようになった。それが補佐官の就任であったりヤフーへの転職だった訳だ。これまでのキャリアの延長では外資系やネット企業の渉外担当の機会から踏み出せなかっただろうけど、僕は政府の内側で悩みながら社会保障と税の仕組みについて理解を深め、置かれている課題とどっぷり向かい合って自分なりの仮説に基づいてサービスを組み立て、苦手であってもマネジメント的な仕事に挑戦したかった。「求めよ、さらば与えられん」とはよくいったものだ。
この10年で潮目の変化を感じたとすれば、今や古いルールが世の中を悪くしているのではなくて、古き良き時代への懐古を超えるビジョンと勢いに欠けているということだ。であれば黒船の威を借りて空気を読まずに卓袱台返しをしたところで問題は解決しないし、日本の内側からジタバタ苦しみながら困難を乗り越えていくしかない。その機会を与えられたことに感謝して、ひとつひとつサービスを通じて社会の課題を解く営為を楽しんでいきたい。
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